東京U-18 VS 柏U-18

試合序盤から東京のプレスが効果を発揮。下馬評どおり柏のパス回しは脅威でしたが、積極的なプレスでその脅威を弱めていました。柏はピッチ中央で宮坂をフリーにすることが多く、東京は彼のチラシからチャンスをつくることができました。プレスの結果、右SBの田中が倒されPKを獲得するも失敗。4試合連続PKだと周りがうるさそうなので仕方ないかなと。


で、先制は東京。スローインから岩渕がゴールライン際で粘り強くキープし、岡田へ。岡田が思い切りよく振り抜きゴール! その後、危ない場面もありましたが、前半は東京ペースでの試合進行。


後半は柏にボール回される時間が増えましたが、ゴールはまたしても東京。準決勝でも唸るパスを再三見せていた山浦から岡田へ。胸トラップでDFを置き去り、GKの動きを見定め、貴重な2点目を奪取!


以降、チャンスはあるものの東京が耐える展開。時間が経つに連れ、中盤でボールを持たせ過ぎるのが気になりましたが、波際ではことごとく柏に競り勝ちました。椋原のカバーが冴え渡り過ぎ! 結果、セットプレーからの1失点に抑え、理想的なサッカーで勝利をつかみとりました!
長澤さんが監督をしているためか、このチームには東京が本来目指していたエッセンスが凝縮されていたと思います。見ていて非常に心地良いサッカーでした。トップチームに上がる3名、甲府へ行く井澤以外の進路もきになります。4年後、東京に戻ってこいよ!