ナビスコカップ準々決勝 FC東京 VS 名古屋グランパスエイト(5-1)

昨日の試合ですが、本当に1人もスタメンを変えないとは思っていませんでした。そこに城福監督のナビスコ奪取への決意を感じたわけです。
対する名古屋は、予想外の選手起用といってよかったでしょう。ダビィがまさかの先発で、玉田だけでなく、楢崎までもが先発を外れるとは。
東京と名古屋、両チームの采配を考えると、東京には「得点差をのつけての勝利」が求められたわけですが、そのノルマは無事に達成されましたね。


昨日の試合も、開始3分で先制点を奪えたことが大きかったと思います。その後、立て続けに米本の初ゴール、石川の6試合連続ゴールで3−0。平常心でシュートできた(笑)という長友のゴールで、前半だけで4−0。いやー、頑張って試合開始前にスタジアムについて良かったですよ。いずれのゴールも素晴らしいとは思いますが、楢崎なら2点くらいは防いだかもしれないなー、とも思いした。


前半終わって、私が考えたことは、「まずは失点をしない」こと。なんたってアウェーゴールがあるわけですから。真剣なホーム&アウェーでは、ホームで失点しないことが肝心でしょう。また、4−1から4−2にされる可能性もあるわけで、そうなれば、名古屋はホームで2−0で勝てばよくなるわけで。次の1点に注目していましたが、その1点は名古屋に。小川の意地の一発と言いたいところですが、東京も後半頭からカボレに代わった赤嶺が試合に入りきれず、また前半から見せていたセンターラインからDFラインの間でのパスミスの多さもあり、失点の下地はあったわけです。


ただ、名古屋がそこから勢いづいたかと言えば、昨日の名古屋にそこまでの力はなかったと言って差し支えないでしょう。逆に東京は、草民⇒徳永からのクロスに赤嶺が飛び込んだところを、増川がゴール!!!
結果的に増川のオウンゴールですが、あそこに赤嶺が飛び込んだ結果でしょう。あの場面以外はあまり見せ場なく、及第点を与えられない出来でしたが、そのプレーが出来るFWは東京では赤嶺だけなので、なんとか得点して欲しかったですね。
ともあれ、これで5−1となったことにより、名古屋の更なる戦意喪失は明らかでした。後1,2点奪っとけよ!とも思いましたが、流していたんでしょうね、きっと。
カボレ、平山が揃っている間は、攻撃に問題ないでしょうが、そうでない時の攻め方も、そろそろ考えておかないと痛い目に合いそう。
とはいうものの、昨日は平日のお祭り騒ぎってことで。週末の大宮戦に向け、兜の緒を締めましょう。