大熊監督を応援します!

来シーズンの監督について、大熊監督の続投が決まりました。
来シーズンの東京は、「1年でJ1復帰が絶対」、「でもお金がない(らしい)」という、監督としては「美味しくない」条件ですが、よく引き受けてくれたと思います。
こう言うと批判を浴びそうですが、やはり身内だからこそですかね。


ただ、私個人としては、今回の続投は、2つの点でベターな選択だったと思います。
(ベストな選択は、私なんぞには判断つきませんので。)
(さらに言うと、様々な選択肢の中からの決定かも不明ですが、それでも結果としてはベターな選択だったと思います。)
1つ目は、天皇杯が残り、来シーズンの編成に動きづらい中で、早々に監督を決定した点です。
少なくとも監督さえ決まれば、裏でチーム編成を進めることはできると思います。
ここが天皇杯後にずれ込むようだと、相当に苦しかったはずなので、早めに決定したことは重要だと思います。
2つ目は、来シーズンは、極めて現実的な戦い方をする必要があると(私は)考えており、大熊監督はそれができる監督だとみているからです。
大熊監督が最初に東京を指揮した頃のことは存じ上げないのですが、今シーズンの戦い方を見る限りでは、その点は大丈夫だと思っています。


もちろん、今シーズン残留できなかったことに対して、大熊監督の責任がゼロだと思いませんし、その采配全てに納得しているわけではありません。
(最終節はもう少しアプローチのやり方があったかと思いますが…。)
しかしながら、大熊監督就任後のリーグ戦11試合で、4勝3分4敗の勝ち点15であり、ある程度チームの建て直しには成功していたと思いますので、来シーズンを託すに足る成績は残したと思います。
それでも残留できなかったのは、チームの様々な問題や、神戸の驚異的な追い上げがあった為ですが。


といわけで、ベストな選択かどうかは、来年の結果でしかわかりませんが、私は大熊監督続投を支持し、東京を応援致します。
今シーズンの戦い方を見る限り、現在のチーム編成は、大熊監督の志向するところとはズレていると(私は)思いますので、選手の入れ替えがあると覚悟しています。
それも1年でのJ1復帰を目指す為の代償ではないでしょうか。