JリーグDIVISION1第27節 FC東京 VS アルビレックス新潟(1-1)

試合終了後、「権田のおかげで凌いだぜ」という安堵感と、「あれだけのチャンスで勝ち点3も取れたのに」という焦燥感があったわけです。
スタジアムを後にし、遅々として進まないシャトルバスに揺られて、考えたところは、「この勝ち点1は前向きにとらえるた方がいい。次の清水戦、いいテンションで臨めるはず」でした。


新潟も決して良かった訳ではないですし、東京に決定機が多かったのも事実ですが、そこで決められない、勝ちきれないのが東京の実力だと思います。
ただ、少し前に比べれば、ボールも繋がるし、何よりもシュートまで持っていけています。これを続けていくしかない。


ロスタイムのPKを権田が止めてくれたことで、選手のテンションは間違いなく、上がったはず。
ただの「勝ち点1」以上の引き分けだったんだと思っています。
仙台での悪夢のような逆転負けに引き続き、終了間際のPKで敗れていたら、ダメージは計り知れなかったでしょうから。
仙台からの悪い流れは、これで断ち切ったと考えたいですね。
それはそうとて、残り10分くらいから押し込まれて、はじき返せない仕様は、なんとかしないと。
残り7試合で致命傷になってしまうでしょう。
梶山が復調し、米本とヨングンがベンチに控えていることを考えると、やり様はあると思いますが。
(と書いていますが、徳永が次節は出場停止なんですよね…)


このブログで再三、「引き分け」よりも「勝利」を訴えており、今もそれは変わりません。
ただ、神戸よりも勝ち点1上回って、15位にいれるのは、8月のアウェイ鹿島で引き分けたからかな?と思いました。
あの引き分けが、ここで利いてきているのではないか。
そう考えると、「引き分け」も大事にしないといけないなと。
何れにしても、昨日の「引き分け」が、次節以降のキッカケになることを願ってやみません。