J.LEAGUE DIVISION2 第9節 FC東京 VS コンサドーレ札幌(0-0)

試合終了後は、結構、絶望的な気分になったわけですが、頭が落ち着いてくると、そこまで悲観する内容ではなかったような気がしています。
まあ楽観できる内容でなかったことは事実なんですが。
平山、米本とホベルトというチームのセンターラインを欠いた状況では苦しい台所事情であることは確か。


では東京のストロングポイントはどこかと考えると、やはり守備なんじゃないでしょうか。
千葉に3失点を喰らい、鳥栖、札幌を完全に抑えたともいえないわけですが、「まず守備ありき」でゲームに入れば、J2では高い守備力を持っていると思います。
GK権田、DF椋原、森重、今野、巧、ボランチ徳永、梶山で、まずは失点しないことを最優先に考えればいいんじゃないのかと。
J2を圧倒なんてできないんですから、まずは失点しないこと。
失点しなければ負けないんですから。

ただ、ゴールを奪わなきゃゲームは勝てないわけで。
ここをブラジル人に頼るのか、否か。
小平の練習を全く見れておらず、今日見た印象だけでいうと、セザーもPJもコンディション的に、まだまだ厳しいじゃないのかというのが率直な印象です。
個人的には、トップの高松にボールを預けて、そこから谷澤、羽生、達也で展開していく、カウンター気味のサッカーがいいんじゃないかと思っています。
今日の試合でも、高松が競り勝てていたわけではないですが、その役目を担えるのは、今や彼しかいないわけで。
彼がピッチを退いてからは、そもそも競る選手がいなくなりましたから・・・。
泥臭く、厳しい役割ですが、強豪とはいえない大分を牽引してきた高松に期待してはどうかと思います。


チームのセンターラインが欠けたんですから、「まずは守って、カウンターからゴールを狙う」に徹してもいいと思うんですよねー。