J.LEAGUE DIVISION2 第10節 FC東京 VS 東京ヴェルディ(0-0)

前半の攻撃、土肥退場後の攻め方に不満はありますが、一人少ない中でよく引き分けに持ち込んだと思います。
大熊監督の起用法、交代策に全面的に賛成しているわけではありませんが、(個人的には)納得していないわけではないです。
徳永ボランチ起用も仕方がないでしょう。他に最適なチョイスはあるんでしょうか?
小平の練習、練習試合やこれまでのプレーを自分なりに比較した上で、他の候補選手が徳永を上回るとは思えないんですよね。
試合に出ている選手に対しては、悪い点が目に付いてしまい、試合に出ていない選手に対しては、期待値だけが膨らんでしまうんだと思っています。
「試合に出ていない」=「(試合では)何もしていない」=「悪い点が目に付きようがない」
試合に出れない選手には、出れない理由があるんだと思います。
大熊監督は柔軟性に欠ける面は多々ありますが、「えこひいき」だけで選手を選んでいるとは思えませんから。


監督交代を声高に叫ぶ方もいらっしゃいますが、この時点での監督交代は劇薬でしかないのではと思っています。(そもそも代わりの監督はいるんでしょうか?)
目の前で繰り広げられているサッカーは、昨シーズンの後半戦から大きくは変わっていない。
そりゃ、監督も中心となる選手も変わっていませんから。
そこに文句があるのであれば、開幕前に、抗議活動や解任要求を積極的にすべきだったんだと思います。
シーズンが始まって、勝てなくなって、そこで声をあげたんじゃなー、というのが正直な感想です。
昨シーズンの大熊サッカーの軸となっていた選手のうち、平山と米本の2名が抜け、攻撃のキーマンであったリカルジーニョの代役となる選手(谷澤もしくはPJかな?)が定まっていない状態では、そりゃ苦戦するでしょう。
これも想定の範囲内なんじゃないかと。


守備自体は悪くないので、早く攻撃の軸を確立してほしいと思っています。
セザーが出場停止となる次節、FWに高松と鈴木達也、両サイドに羽生、谷澤(もしくはPJ)でいくんじゃないかと予想します。
達也にDFの裏を突いてもらい、少しでもバイタルエリアにスペースをつくり、そこで谷澤もしくはPJに勝負をしてもらえればなと。
いずれにしても、もう少し時間はかかるんでしょうが・・・、それでも次節に期待したいと思います。
ともに戦うよ!