J.LEAGUE DIVISION2 第12節 FC東京 VS ザスパ草津(1-2)

完敗…といって差し支えないんじゃないでしょうか。
草津の前線のスピード、テクニックに翻弄され、2失点。
攻撃はというと、前線の的である高松が負傷退場してからは、みるも無残な神風アタック状態。
高松は、「自立」を目指した攻撃を、なんとか形にする唯一の存在だっただけに、その不在は想像以上に大きかったと思います。
とはいうものの、チームとしてその状況に対応できなかったことがなんとも苦しかったわけですが。


どうにもチーム全体で迷いがみえますよね。
監督も、選手も。
大熊監督の更迭を求める声も大きいですが、代わりの監督がいるのか?、そもそも監督だけの問題なのか?、等々あり、簡単な話ではないと思います。


ただ、監督が代わって、代わらなくても、東京が現実的に目指すサッカーは、しっかり守ってカウンターなんじゃないかと思っています。
2失点しましたが、東京のストロングポイントは、守備陣の個人能力の高さです。
これを組織的なレベルでも高めて、まずは失点しないことを第一に。
後は、カウンターでなんとか1点を奪って、そのまま守り切る、そんなサッカーだと考えています。
中盤で圧倒する魅力的なサッカーは、今のメンツだと厳しいです。
そのサッカーをするためには、二律背反のようですが、カボレのような圧倒的なFWが必要ですから…。


次の試合に向けて、チームがどう臨むのか、何が起きるのか分かりませんが、こんな時だからこそ、現地で応援したいと思います。
チームが苦しい時こそ、ただ批判するだけでなく、一緒に苦しんで乗り越えて行きたいと思います。