J.LEAGUE DIVISION2 第22節 FC東京 VS ロアッソ熊本(5-0)

この日も、スタメンの11人を変えず、取り組んでいる方向性が妥当であることを、結果で示した試合だったと思います。
これだけだと前節の感想とまったく同じなんですが、前半のうちに相手側に退場者が出たことで、チームの「一歩先へ」がより感じられた試合だと思いました。
これまでのボールキープ+セットプレー、個人技をベースとして、人数をかけた攻撃、裏を狙う動きが顕著になってきたなと。
肌感覚で申し訳ないんですが、偶発的なゴールでなく、確信的にゴールを奪うことを志向している。
これを突き詰められれば、昇格への道はぐっと近くづくはず。そう思っています。


5−0というスコアに目を奪われがちですが、やはり東京のベースはその守備力でしょう。
大量得点よりも無失点を継続している方が嬉しいし、評価されるべきだと思っています。
当然、無失点でもゴールを奪えないと勝てないんですが、そこは別に5点じゃなくても1点でもいいと考えています。
「相手にゴールを与えず、偶発的ではなく、確信的にいかに先制点を奪うか」
これをものにできるかいなか、東京はトライしているんじゃないかと(勝手に)思っています。