J.LEAGUE DIVISION2 第21節 FC東京 VS FC岐阜(4-0)

スタメンの11人を変えず、取り組んでいる方向性が妥当であることを、結果で示した試合だったと思います。
ボールキープはしつつも、セットプレー、相手の一瞬の綻びから、もしくは卓越した個人技でゴールを狙う。
この日は、徳永が一人でとんでもない距離を走り、その個人技を魅せつけ、先制点を奪ってくれました。
正直なところ、これで「勝負あり」だったと思います。
J2上位陣が相手でなければ、今の11人で十分に戦える程にはなってきたんじゃないでしょうか。
これで通用しなくなった時にこそ、ルーカスを獲得した意義が試されるんだと思います。


目下のところは、今のやり方で勝ち点を重ねつつ、ルーカスをどうチームに組み込んでいくか、試行錯誤するといったところでしょうか。
しかし、大量得点はあるものの、スカッとする勝利ではありませんが、今は勝ち点を重ねていくことが重要なんだと思って、観戦しています。
そういった意味では、昨日の試合は理想的な展開だったと思いますよー。


個人的には、セザーが結果を残せてよかったと思っています。
ルーカスが加入して、焦る気持ちもあると思いますが、不得手であろう1トップで奮闘続けたことに報いるような2ゴールだったともいます。
PKの場面は、よく分かりませんが、頑張り続けた選手への、神様からのご褒美なんじゃないかと思っています。
セザーとルーカスのコンビが実現するのか、もしくは両者は並び立たないのか、これからの起用に注目ですね。