J.LEAGUE DIVISION2 第5節 FC東京 VS ギラヴァンツ北九州(2-0)

平日の味スタ開催で1万人超えするとは…。
やはり勝っているということは、何にもましてアピールになるのかなと。


前半、東京に焦りはなかったと思いますが、北九州の守備が良かったんだと思います。
ゴール裏からブーイングが起きたりもしていましたが、北九州ができることを愚直に出し切っていたからこその、前半終って、スコアレスだったと思うので、正当な結果だったと思います。
何れにしても、後半のどこかで北九州の足が止まるとは思っていたので、そこまで油断なく攻め続けられるかの勝負だと考えていました。


しかし、そんな予想は後半開始早々によい意味で裏切られました。
ゴールライン付近まで攻め込み、東京も北九州も選手がペナルティエリアに集まっていたところを、ボールが後ろに抜け、椋原がよく抑えて打ったシュートが、ゴールネットに突き刺さり、東京が先制!
椋原の位置までボールが通ったこと、北九州の選手に当たってシュートコースが変わったこと、ラッキーな面はありましたが、あそこでシュートを打った椋原の殊勲でしょう。
CKからのボールを打ち損ない、後ろにそらしてしまったことを思えば、大きな進化。左サイドバックのポジションで貴重な経験を積んでいますよね。


このゴールで北九州は「切れた」のか、ラフなプレーが多くなり、試合内容としては残念な方向に。
また東京も、主審の笛にも明らかな苛立ちを見せ、リズムを崩し、ちょっと嫌な展開に。
そんな中、北九州を嘲笑うかのように、綺麗なパス交換から、谷澤がヒール?足裏?で出したパスを、ルーカスが決めて、試合の雛勢が決まりました。
一連のプレー、素晴らしかったのですが、谷澤の落ち着きっぷりが半端なかったです! もうゴール決めなくてもいいよ!
あれをやってくれるならね。


これで4連勝となり、順位表では頭一つ抜けた位置になりました。
2位以下は、ドタバタがあって、徳島が3位へ浮上。
次節はその徳島との対戦なので、ここで勝てれば随分と余裕を持てるのですが。
攻撃に変化をつける草民が出場停止なのは痛いですが、代わりに出る選手の奮起に期待しましょう。